Cカードとは、ダイビングライセンスとも呼ばれていますが、正式名はCertification Cardと言います。ライセンスと言えば、免許の様に感じられますが、正式には認定証となり、「定められた知識と技術(指導基準)」を、ある「特定の時期」に、ある「特定の場所」で、習得したことを証明するものです。
詳しくは、Cカード協議会をご覧ください。
オープンウォーターダイバー(OW)
ダイバーへの入り口で、安全にダイビングを楽しむために必要な知識を習得します。
どなたでも例外なくここから始まります。
講習概要
- 学科講習とテスト
- 限定水域(プール等)でのダイビング
- 海でのダイビング
アドヴァンスドオープンウォーターダイバー(AOW)
必須:オープンウォーターダイバー
5種類のダイビングの楽しみ方を体験して、ダイバーとしての経験値をアップ!
5種類のダイブとは、ディープ・ダイブと水中ナビゲーション・ダイブは必須で、その他は数あるスペシャリティから3種類を選んで取得します。スペシャリティーの種類は、水中生物の知識や、水中写真撮影の知識、ダイビングするための応用テクニック系のものなど、豊富に用意されていますので、取得の際はインストラクターにご相談ください。
習得スキル
- 18m以深のディープダイビング
- 直線や四角形などのコンパスの使い方
- 上達した浮力コントロール など
レスキューダイバー(RD)
ダイビング中に感じる不安を解消し安全と自信を高めダイビングで想定できるトラブルの予防法や緊急対処などさまざまな管理法を学びます。
習得スキル
- トラブルを未然に防ぐ方法
- 緊急時の応急処置
- 事故時の救命方法・水中捜索方法 など
マスタースクーバダイバー(MSD)
MSDは、ダイバーの経験を表彰するものです。多くの楽しみ方を知っているのと同時にトラブルの予防・対処能力も備えた、レジャーダイバーの最高峰。それがMSDです。
認定条件
- アドヴァンスドオープンウォーターダイバー(AOW)
- レスキューダイバー(RD)
- 5つ以上のPADIスペシャリティー
- 50本以上のダイブログ(ログブック記録)
ダイブマスター(DM)
PADIダイブマスターは、PADIプロフェッショナルの道への入り口です。ダイブマスターはダイビング知識とスキルをプロレベルまで高めダイバー達のリーダーとして活躍できます。
ダイブマスターになるとできる事
- PADIダイブセンターやリゾート、ダイブ・ボートのスタッフとして働くことができる。
- PADIインストラクターと一緒にお客様のアシストができる。
- PADIスキンダイバーコースを単独で実施し、認定ができる。
- PADIディスカバー・スノーケリング・プログラムを実施できる。
- 認定オープン・ウォーター・ダイバー以上の認定ダイバーのPADI ReActivateプログラムを実施できる。
- PADIディスカバー・ローカル・ダイブ・エクスペリエンス・プログラムを実施できる。
- エマージェンシー・ファースト・レスポンス・インストラクター・コースを修了すればエマージェンシー・ファースト・レスポンスコースを実施できる。
- PADIディスカバー・スクーバ・ダイビング・リーダーの資格がある場合は、単独でプールもしくは限定水域でディスカバー・スクーバ・ダイビングを実施できる。
参加条件
- PADIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー、または、それに相当する資格を有していること。
- PADIレスキュー・ダイバー、または、それに相当する資格を有すること。
- 過去24ヶ月以内にEFR一次および二次ケア・トレーニング、またはそれに準ずるものを修了していること。
- ダイビングに適した体調であるか診断し、医師の署名の入った病歴/診断書(12カ月以内)
- ログブックに最小限40回のダイブが完了していること。
- 18歳以上であること。